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顎関節症・歯ぎしり・いびき

顎関節症・歯ぎしり・いびき|京王堀之内駅から徒歩2分にある歯科・歯医者|片桐歯科クリニック

顎関節症について

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顎関節症について

顎関節症とは、何らかの原因で「口を大きく開けられない」「開け閉めすると痛む」「カクカクと音が鳴る」などの症状が現れることをいいます。強い歯ぎしりや食いしばり、頬杖などのクセ、ストレスなど多くの原因が積み重なって発症するといわれています。自然に症状が治まることもありますが、悪化すると肩こりや頭痛など、全身にも悪影響を及ぼすことがあります。症状が軽いうちに対処できるよう、お早めにご相談ください。

顎関節症の代表的な症状と原因

あごが痛む

あごの痛みは顎関節周囲に炎症がある場合や咀嚼筋の障害などが原因ですが、心理的あるいは社会的なストレスが関係している場合もあります。

口が開かない
(開けづらい)

顎関節内部の関節円板(顎関節の骨と骨の間にあるクッションの役割をしている組織)がずれて、関節の動きを妨げている場合や、咀嚼筋の痛みであごが動かせない場合があります。

あごを動かすとコキコキ、カクンとした音がする

顎関節内部の関節円板(顎関節の骨と骨の間にあるクッションの役割をしている組織)がずれていると、あごを動かした際に引っかかって音がしたり、顎関節を構成している骨の形が変化して音がすることがあります。

顎関節症の治療法

生活指導を行います

行動や癖など生活習慣が関係している場合があります。例えば、硬い食べ物を避けたり、姿勢を良くしたり、無意識の噛みしめなどに気をつけることで症状が軽くなる場合があります。また、強い心理的な緊張やストレスを感じる環境があれば、それを改善したり避けたりするようにします。

理学療法…運動療法

筋肉や靭帯などの柔軟性や伸張性を改善するストレッチ、顎関節の動きを良くして開口量を増加させる下顎可動化訓練などがあります。これらの運動療法を指導します。

スプリント(マウスピース)による治療

夜間睡眠時に上の歯にスプリントと呼ばれるマウスピースを装着する方法です。上下の歯が直接当たらないようにすることで、顎関節への負担を減らします。

顎関節症の多くはマウスピースで症状が軽減しますが、今までの歯ぎしりで顎関節の骨がすり減り尖っているなど症状が重い場合は、より専門性の高い大学病院へ紹介させていただくこともあります。

歯ぎしり

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  • 虫歯ではないのに歯が痛むことがある
  • 朝起きたとき顎が疲れていることがある
  • 「寝ているときにギリギリ音をたてている。」と家族に言われたことがある
  • 舌や頬の内側にかみ跡ができている
  • 歯のかぶせものや仮歯がよく取れてしまう

歯ぎしり

上記のような場合、就寝中に無意識に歯ぎしり、食いしばりをしていることが原因かもしれません。歯ぎしりは寝ている時に無意識に行ってしまうものですが、かかる力は意識下で噛む力の数倍といわれています。歯ぎしりを何年も放置しておくことにより、

  • 奥歯や前歯がすり減ってしまう
  • 虫歯や歯周病ではないのに知覚過敏をおこしてしまう
  • 歯周病が悪化する
  • 顎関節症
  • 頭痛や肩こり

といった症状が出てきます。この歯ぎしりによる歯への負担を軽減するのが、歯ぎしり防止用マウスピースです。患者様の歯型をとり、一人ひとりに合ったマウスピースを作製します。通常は上顎に就寝時に装着することにより、歯や顎にかかる力を緩和することができます(健康保険対応)。

いびき(睡眠時無呼吸症候群)

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いびき

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、睡眠中に舌が喉の奥に沈下して気道を塞ぐことで一時的に呼吸が止まってしまう病気です。睡眠時に自分が無呼吸であることは気付くことが難しく、自覚していない場合が多いです。代表的な症状である「いびき」を家族に指摘されて、はじめて気付くことが多い病気です。当院では耳鼻咽喉科の先生と連携した管理のもと、睡眠時にお口の中に「スリープスプリント」と呼ばれるマウスピースをはめ込む治療法を行っております。これは睡眠時無呼吸症候群の症状が軽度~中等症である場合に、眠っている間に下あごが少し前に出るように固定することにより、気道を確保する治療法です。